県中学生4人制ビーチバレー大会が鵠沼海岸ビーチバレーコートで行われ、男子の部で藤沢クラブAチームが優勝し、3連覇を成し遂げた。
準優勝は同じく地元の御所見Aチームで、両チームはあすから行われる全国大会の切符を手に入れた。
18回を数える今大会には、男子42チームが参加。優勝した藤沢クラブAは3チームで争われる予選リーグを全勝で突破。決勝リーグでも実力の高さを見せつけ、初戦の相模丘中学校かがやき(相模原市)を21対7のトリプルスコアで下すと、準決勝のツインピークスA(葉山町)にも21対6と快勝。迎えた藤沢対決となった決勝も危なげない試合展開で御所見Aを21対10で破り、栄冠を掴んだ。
監督の茂田直宏さんはチームの強さを「コミュニケーション力の高さ」と話す。監督の指示が禁止されている中、選手自身が声を掛け合い、守備を固め、多彩な攻撃につなげている。今回の勝因もそのチーム力だ。
昨年の悔しさ胸に
県大会3連覇を果たしているが、届いていないのが全国優勝。昨年は1位リーグにも届かず、予選3位チームによるリーグの優勝に留まった。
今年の選手は全員、その悔しさを肌で感じたメンバー。「みんなリベンジに燃えている」と茂田さん。
全国大会は17日(土)と18日(日)の2日間、同会場で開催される。男子は全国の都道府県代表の39チームが集う。
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