バレーボール女子日本代表としてパリ五輪に出場した岩崎こよみ選手が、16日から18日にかけて藤嶺藤沢高校で行われたバレーボール合宿の講師を務めた。SNSの参加募集に反応した同校バレー部員のほか、神奈川や東京で競技を行う中高生ら21人と交流した。
バレーボール専門メディア「Thumbs Up Smile」の代表で羽鳥出身、同校卒業生の塚田圭裕さんが企画。米国では一般的という遊びながら自然にバレーを学ぶ「キャンプ」で、競技関係者を通じて岩崎選手に依頼したところ、「子どもたちのためなら」と快く引き受けてくれた。
キャンプでは、ミニゲームや小さな的を狙ってスパイクをするなど、トップアスリートと参加者がコートで一緒に楽しみながら仲を深めた。岩崎選手の話を熱心に聞いていた同校3年の中山翔太さんは「ストレッチ一つとっても勉強になることばかり。試合に臨む姿勢や体調管理、体のケアも大切だと改めて気づかされた」と話した。
休憩中、岩崎選手は「上手くなるには自分で考えてプレーすることが大切。きっと皆ならできるはず」とほほ笑んだ。
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