放課後デイサービス・児童発達支援を行うNPO法人ラウレアの「遊びリパークリノア大庭」で17日、災害時の避難を体験する「防災キャンプ」が開催された。市内の3家族が参加し、段ボールハウスの設置や意見交換などが行われた。
同法人スタッフが今年2月に能登半島地震の被災地を訪問した際、重度障害児者と保護者が避難所に行けずに自宅で過ごしたり車中泊を続けていたりする現状から、避難所生活が難しい障害児者が過ごせる場所の必要性を感じ企画されたもの。
力を合わせて段ボールハウスを組み立てた参加者の女性は「しっかりとしていて安心感がありますね」と話した。
意見交換では、「薬や医療的ケアに必要な備品のストック先の必要を感じた」「情報を得る手段が知りたい」などの声があがった。同法人は「障害児者の保護者は『自分たちが避難することで他の人に迷惑をかけるから我慢』という覚悟を持っている方もいると思う。ちょっとしたきっかけや環境があることで、その覚悟を『覚悟と安心』という感覚に変えていけたら」と話した。
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