奉仕団体の藤沢湘南ライオンズクラブ(丸岡尚子会長)が7日、高倉の畑で藍の収穫を行った。
古くから染料として親しまれている藍を活用しようと、同クラブでは3年ほど前から会員の畑で栽培に取り組んでいる。藍染め体験だけでなく、昨年度はクラブ設立50周年を記念して藍を使った絵画などを藤沢市に寄贈している。
この日の収穫では、会員ら37人が参加。晴天の下丁寧に藍を刈り取り、染料に使う葉を外した。
残った茎は生薬としてお茶にすることができ、健康への効果やお茶の作り方の解説も行われた。
参加した女性は「藍がどのように栽培されているのか知らなかった。葉が柔らかくて、とても繊細」と話した。丸岡会長は「藍の畑は全国的に減少しています。有効活用の方法をもっと多くの人に知っていただき、クラブの事業を通して『藤沢の藍』を特産品に育てていけたら」と話す。
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