(一社)藤沢市薬剤師会(村上和宣会長)主催の「薬と健康の週間イベント」が10月6日(日)、藤沢商工会館ミナパークで開催される。入場無料。
当日は各種体験コーナーやお薬相談のほか、講演会(午前10時から)も予定されており、市薬剤師会理事の齊藤祐一さんと地方独立行政法人神奈川県立病院機構理事長の阿南英明さんが登壇する。「みんなが知らない災害時に薬剤師がやっている事」と題し講演する齊藤さんに話を聞いた。
――今回お話されることについてお聞かせください。
「地震や台風など、大きな災害が起きた際には、医師や看護師と共に薬剤師も被災地へ派遣され、医療連携を図ります。現場で薬剤師がどういったことをしているのかについて、これまでの派遣事例を挙げながら解説します」
――コロナ禍も一種の災害と言えます。
「そうですね。コロナ禍において我々が取り組んでいたことについてもお話しする予定です。各薬局では品薄状態が続いたマスクや消毒液の安定供給を目指し、薬剤師会としてはワクチンの接種に向けて尽力しました」
――イベントに向けてメッセージをお願いいたします。
「非常時でも、普段と同じように医療を通じて市民の皆さんに安心感を提供していきたいという思いを込めて講演しますので、ぜひ気軽に来場してほしいと思います」
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