湘南台小学校で先月から、ミシンを使った家庭科授業を地域の市民が支援している=写真。湘南台地区学校応援団が中心となり、手芸サークルなどのメンバーがボランティアとして児童に手ほどきを行うことで、スムーズな授業の進行につながっている。
「縫い始めの糸をこっちに向けると良いよ」。11日に行われた5年生の家庭科授業では、ボランティア2人が児童にミシンの使い方を指導した。
授業では2人1組でミシンを使うが、クラスで十数台あるため、教員1人では指導が行き届かないこともあるという。そこで、同団が湘南台公民館で活動する刺繍やパッチワークのサークルなどに声をかけたところ、15人程がボランティアに手をあげた。この日参加したボランティアの吉岡宏子さんは「子どもたちはとても素直で楽しい。やりがいもあって良いですね」と笑顔をみせる。同校の天野和美校長は「授業で手が足りないこともあるので、とても助かっています」と感謝を口にする。今年5月に有志30人ほどで発足した同団。今夏のプールの授業でも、移動する児童の見守りなども行った。
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