佐賀県で先月12日から14日にかけて行われた「SAGA2024国民スポーツ大会」のスポーツクライミング少年男子で、大鋸在住の濱田琉誠さん(鎌倉高校1年)が神奈川県代表として出場し、チームのボルダー優勝とリード5位入賞に貢献するなど、実力を発揮して活躍した。
国スポへの出場は今年が初の濱田さん。向上高校3年の角田暁さんとチームを組んで試合に臨んだ。ボルダーは、制限時間内にいかに多くの課題をクリアできるかを競う。予選4課題のうち第3課題が難関で、有力チームが脱落する波乱の展開。神奈川県チームは8位で優勝への望みをつないだ。「通過がギリギリだったことで、かえってプレッシャーを感じずにいけた」と振り返る。決勝では、ルート選択のひらめきで全課題を完登。逆転での栄光に「強豪や年上の選手が多いなか、優勝は奇跡みたいな気持ち」と喜ぶ。
藤沢勢は44年ぶり
藤沢市山岳・スポーツクライミング協会によると、国スポで藤沢市の選手が優勝に貢献するのは前身の国民体育大会時代から数えて44年ぶり。当時選手として優勝を経験し、現在は会長を務める東昭一さんは「藤沢市から優勝選手が出ることをずっと楽しみにしていた。うれしいですね」と満面の笑みをみせる。
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