さがみ農業協同組合(JAさがみ/西山國正代表理事組合長)は10月28日、ポータブル電源13台を藤沢市に寄贈した。両者は2008年に災害時応急生活物資供給等の協力に関する協定を結んでおり、寄贈は防災連携と地域貢献事業の一環。
ポータブル電源1台でスマートフォン(11Wh)143回分の容量があり、今月までにJAさがみ管内の7市1町に計30台を贈る予定。
「今年は元日から大きな災害に見舞われた。地域のお役に立てれば」と西山組合長。寄贈を受けた鈴木恒夫市長は「災害時に情報伝達手段となるスマホも電源がなければ使えない。市民も安心できる」と感謝した。ポータブル電源は災害時に、市内13地区の防災拠点本部の運用に活用される。
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