藤沢市を拠点に活動する小学生マーチングバンド「湘南ドルフィンズ・マーチングバンド」が9日、さいたまスーパーアリーナで行われた「第59回マーチングバンド関東大会」で金賞を獲得し、12月に行われる全国大会の出場を決めた。ドルフィンズの全国大会出場は10年連続16回目。
「ワクワク楽しい」を合言葉に、地域のイベントなどでも積極的に演技を披露する同チーム。今年は、夏に機材を運ぶトラックにトラブルがあり、大型の楽器が使えなくなってしまった。担当メンバーの練習量に影響があったが、「トラックが修復されて楽器が使用できるようになってから練習不足を懸命に取り返してくれて、本番では全員がとても素晴らしい演技を見せてくれた」と、西貝成一代表は話す。
全国大会は12月14日(土)にさいたまスーパーアリーナで開催される。西貝代表は「子どもたちが楽しんで演技できれば、観てくれる皆さんも楽しい。失敗してもいいから、とにかく楽しんでほしい」と笑顔をみせる。
CFで支援を
地域バンドとして今年で30周年を迎えるドルフィンズだが、新型コロナ禍を経てメンバーの減少などによって活動に大きな変化が起きている。
会費の減少や出演機会の減少で、楽器などの修理費用が運営を圧迫しているという。「気軽に参加してもらうために、会費の値上げや姉妹割引の変更はしたくない」という思いから、現在活動資金のクラウドファンディング(CF)を行っている。「地域に元気と笑顔を届けるマーチングバンド活動に、ぜひご支援をよろしくお願い申し上げます」と話す。
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