「FUJISAWA 健康経営フォーラム2024」が26日、藤沢商工会館で開かれた。市内事業者の人材不足を解消する取り組みの一環として従業員の健康増進と企業の生産性、業績向上を図ることを目的に、藤沢市と藤沢商工会議所、アクサ生命保険(株)の共催で初開催。市内に本社を置く一般企業や「健康経営優良法人2024」の認定を取得した企業を合わせて43社、66人が参加し、健康経営の理解を深めた。
第一部は同社の瀬戸美紀氏による健康経営セミナーと同認定取得企業に鈴木恒夫市長から感謝状が贈られた。第二部では同商議所産業振興委員会の進行の下、パネルディスカッションを通じた企業間交流が行われた。
パネリストは、自動車プレス部品製造会社(株)テクノステート(葛原)総務本部本部長の長谷川聡さん、介護教育事業を展開する(株)アメイジュ(藤沢)代表取締役の新井信さん、今年で111期目を迎える総合建設業の(株)門倉組(辻堂神台)で取締役を務める星野裕之さん、定着採用(株)(藤沢)代表取締役の岡本健太さんの4人。健康経営のメリットや取組事例、人材確保・定着にどうつなげるかなどをテーマに、それぞれ熱弁をふるった。
モデレーターを務めた長谷川さんは「藤沢は人口が増えているが、市の伸びしろを高めていくためにも働く人をいかに増やしていくかが鍵。健康経営を一つの切り口に、最終的には人が幸せであることが企業や団体、市の発展につながる。人材は宝」と説明。また毎朝のラジオ体操や体温測定、パルスオキシメーターで血中酸素濃度を測定するなど、健康経営の取り組みを紹介した上で、「簡単なことで良い。皆と一緒に毎日できることを愚直にやり続けることが大切。最終的に従業員たちは健康への関心が深まる」とした。
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