租税教育の一環として行われた「税に関する高校生の作文」コンクールで、日本大学藤沢高校の4人が藤沢税務署長賞を受賞した。
社会を支える税の大切さを高校生に考えてもらう機会として、毎年行われている同コンクール。今年度は、同署管内の藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町から628作品が寄せられた。
受賞したのは、木村りこさん(1年)、田中心乃翼さん(同)、田河祐樹さん(同)、根岸花苗さん(同)。先月28日、同署の丸山宏署長が同校を訪問し、受賞した生徒に表彰状を手渡した。
丸山署長は「税の重要性を十分に理解し、分かりやすく説得力のある内容だった」と作品を称えた。税務署の職員を招いての授業など、租税教育に力を入れている同校。渡辺博校長は「将来、社会に出たら税の知識は必要になるもの。学習の成果が受賞という良い結果につながり、うれしく思います」と話した。