鵠沼橘町内会(赤岡信子会長)が4日、町会地域に6台の防犯カメラを設置した=写真。赤岡会長は「町内会こそが、地域の守り手になるべき」と思いを語った。
コロナ禍で行事の中止が続いた時に蓄えられた会費の使い道として、防犯カメラの設置案が浮上。近年、メディアを騒がせる「闇バイト」強盗や、駐車車両の盗難などまち中の犯罪に対する危機感や、防犯啓発のイベント実施などは一過性になってしまうことも考慮して「継続的にまちを守るなら」(赤岡会長)とカメラに決めたという。
設置費用の不足分は、藤沢警察署生活安全課や、藤沢市の防犯交通安全課の協力を得て昨年5月から申請を進めてきた県の補助金でまかなった。維持費は町内会費を活用するという。
市によると市内の474自治会・町内会のうち、70程度が独自に防犯カメラを設置しているとのこと。市防犯交通安全課では「地域の安全を地域で守る、その意識の高さと行動に感謝したい」と話した。
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