建設・土木事業者41社でつくる一般社団法人藤沢市建設業協会(村上進会長)が10日、湘南鎌倉クリスタルホテルで設立60周年記念式典を開催した。鈴木恒夫市長ほか来賓と会員およそ80人が出席。あいさつに立った村上会長は「これまで市民や会員の皆さまに支えていただき、感謝している。この60年間は順風満帆な航海ではなかった。人手不足の深刻化や資材の高騰などで再び建設業界は荒波にさらされているが、先輩方のように状況を打開すべく、果敢にチャレンジを続けていく」と決意を述べた。
市と防災協定を締結している同協会は、台風による倒木の撤去や除雪作業など災害時の緊急対応を担っている。ビーチクリーンや道路清掃、市の総合防災訓練への参加など地域貢献事業にも取り組む。一昨年には、共同企業体を組み、市の下水道管路施設包括的民間業務委託を受注した。一般社団法人の建設業協会が代表企業となって契約を結ぶことは全国でも初の事例という。
村上会長は「今後も会員が一致団結し、藤沢市のまちづくりに貢献していきたい」と話した。
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