今年度に創立45周年を迎えた大鋸小学校の6年生児童が、総合学習の一環で地域と協力してさまざまなプログラムに取り組んでいる。
同校の6年生が行っているのは、高齢者施設での世代間交流や、藍染めを使った卒業制作、公園の美化清掃、学校の魅力を広く紹介するパンフレットや動画作成、使用しなくなった飼育小屋のビニールハウスへのリフォーム。130人の児童が各グループに分かれて活動を行っている。
17日は、児童ら15人が同校近くにある「アートモリヤ」のアトリエを訪れ、卒業制作の藍染めに挑戦した。
藍染めの工程を教わった児童らは持参した布を次々と染めていった。最初は緑色だった布が空気に触れて鮮やかな藍色に変化すると、「すごい」と驚いた様子で、「どうして色が変わるんですか」など、質問があがった。約130枚の布は模様や濃淡を変えて数種類を作製し、一枚の大きな作品に仕上げるという。
また、学校内の飼育小屋では、植物や花を育てるビニールハウスへの改修作業が行われた。地域のデザイン会社が協力し、日差しが入りやすくするために壁一面がビニールとガラスになり、児童は小屋の中に土を敷いた。2月中には完成させ、卒業式で使う花などを育てる予定だという。
地域と連携した取り組みについて同校の山崎晋治校長は「子どもたちが、自分たちの住む地域を知って、つながりを持つことはとても大切だと思います」と話す。
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