市と(一社)日本RⅤ協会(荒木賢治会長)が12日、「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」を締結した。同協会との締結は県内自治体で初となる。
災害時の避難所で、身体的に特殊な事情を抱えた人のプライバシーを守る場所としてキャンピングカーを利用する。各販売業者の加盟する同協会と協定を結ぶことで、より多くの車両の提供が期待される。
締結式に登場したモデル車両は、内部に空調や給排水器、ベッド4人分などが配置され、7人ほどが利用できる見込みだという。
災害ボランティアの宿泊場所としても利用される。市は「災害時に提供される台数は被害状況に応じて変化するが、この協定を機に同車両を利用できるという認識が広まれば」としている。
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