意見広告・議会報告
意見広告 森林守り、自治会支える藤沢市に 市当局に要望 藤沢市議会議員 松長ゆみえ
安全で快適な市民生活を保つために必要な、自然環境の保全と自治会活動の活性化という性質の異なる二つについて市当局に要望し、前向きな回答を得ました。
森林施策の周知PRを
樹木(森林)を守り快適な生活環境を維持するため、藤沢市は「緑の保全」に取り組んでいます。そこで大事なことは、森林の多くを占める民有樹林に対する保全対策です。台風やナラ枯れなどによる倒木が増えている昨今、倒木の被害対策は森林所有者にとって深刻な問題で、市は所有者に対して奨励金や賠償責任保険の制度を設けています。しかしそれらの周知は不十分で、保険適用外の被害も起こっています。折角の森林保全の施策が生かされ、森林所有者が安心できるよう十分な周知徹底と保険適用外の被害などにも対応する支援の拡充を図るよう要望し、当局から支援制度のPR、交付金を活用した支援の検討などを行う旨の回答を得ました。
地域の担い手自治会加入減に歯止めを
自治会・町内会(以下自治会等)は、地域の防災・防犯や地域行事の運営など多くの役割を担っています。しかし、近年は共働きの家庭や高齢者所帯が増え、役員の仕事が負担だという理由などから自治会等の加入率が低下(令和6年度加入率66%)しています。これにどう対処するか。
私は市内13地区にある市民センターを積極的に活用し、地域の特性に応じた柔軟な支援や負担を減らす仕組みを構築することだと考えます。そして、何よりも大事なことは、自治会等の主体者は地域住民であり、「地域を支える社会貢献」であるという認識を持っていただけるように努めることです。
これに対し市は、電子回覧板の導入などによる負担軽減を進めており、市職員の意識啓発のための研修の実施、自治会等からの情報収集・検討などを行っているほか、今年度は外部の「コミュニティ設計アドバイザー」を迎え、自治会等への加入促進に向けた分析と提案に着手しています。
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