関東を拠点に活動する14の太鼓団体が集結し、その腕前を披露する「太鼓春まつり」が13日(日)、辻堂駅北口の神台公園で行われる。開演は午前10時30分から。日本太鼓協会公認指導員会東日本支部の主催で、県内では初開催。藤沢市内から出演する「美晴太鼓」「太鼓集団ふじ」も本番に向けて稽古に余念がない。両団体に迫った。
楽しげに、軽快に
「ハッ」という掛け声とともに、地響きのような音が響く。腕を高く突き上げたり、左右に体を揺らしたり。静かにバチを置き、「どうでした?」と物腰柔らかな口調で語るのは美晴太鼓の代表、菊地真理さん(稲荷在住)。現在8人の打ち手で大庭市民センターで稽古に励んでいる。
ママ友から誘われ、当時小学生の我が子と太鼓団体に入ったのが2010年。高校ではブラスバンド部だったこともあり、和太鼓に憧れはあった。「地域貢献したい」と新たな挑戦のため、18年に自ら団体を旗揚げ。「晴れ渡る空のような明るい演奏をしたい」という思いを名に込めた。
自身を含め介護関係者が多く、高齢者施設を巡業。笑顔で太鼓を叩く。「エクササイズにもなるし、溜まっているものも発散できる。皆の楽しげな姿を見てほしい」
伝統と革新の融合
ドンドドドン――。明治市民センターからパワフルなリズムが聴こえてくる。音を頼りに歩を進めると、太鼓集団ふじの稽古場があった。
2009年、市観光協会がまちのPRと活性化のために発足。世界的奏者のヒダノ修一さんをプロデューサーに、江の島春まつりや湘南台ファンタジアなどで演奏し、観衆を魅了してきた。23年から協会から独立し、現在メンバー13人で月1回ほど公演する。
「地域に恩返しがしたい」と、11年に加入した池浩一さんが代表を務める。囃子など地域の伝統から離れた舞台での演奏を前提とする創作太鼓。長胴や桶、締、大太鼓を巧みに操り、人の心を震わせる。サンバの要素を取り入れるなど伝統と新しい音楽性の融合が"ふじスタイル"だ。「やっぱり生で体感してほしい」と汗をぬぐった。
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