藤沢湘南ライオンズクラブ(金森行雄会長)は11日、藤沢市役所でフィリピン共和国モンテンルパ市に40m級はしご車1台の寄贈式を行った。
これは建物の高層化に追いつかず、慢性的な消防車両不足に陥っているフィリピンで、一人でも多くの命を助けられたらと企画されたもの。
同クラブは、市に3月に廃車予定の車両の無償譲渡を依頼。市役所から横浜港からフィリピン・スービック港の輸送費をクラブで担い、寄贈が実現した。
海老根靖典市長は、「地震や火災は防げないが、被害は最小限に食い止めることはできる。市民の命を守って欲しい」と言い、モンテンルパのアルドリン・エル・サン・ペドロ市長は、「48万人の市民を代表してお礼をしたい」と感謝の言葉を述べた。
式には、330―B地区金子圭賢(よしたか)ガバナーや、モンテンルパ市との橋渡しをした(株)タルタルの山路義介代表取締役らが参加。金森会長は、「このような機会を持てたことがとても嬉しい」と話していた。
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>