今年で8回目を迎えた暴力追放藤沢市民総ぐるみ大会が11日、藤沢市民会館大ホールで開催され、市内中学生や保護者が参加した。
大会は、今年4月の神奈川県暴力団排除条例施行を記念し、夜回り先生こと水谷修氏が講師として招かれた。会場には羽鳥、湘洋、御所見、高浜など市内から15を超える中学生が出席。水谷氏の言葉に耳を傾けた。
水谷氏は繁華街の夜回りを20年続け、その間に見てきた、薬物漬けになる青少年や、少女売春の現場の経験を話し「夜の世界に興味があるかもしれないが、15分早く起きて、朝の美しい景色を見てほしい。太陽の下では、人は嘘をつけない」と話した。
会を主催した藤沢暴力追放推進協議会は、「暴力団を恐れない・金を出さない・利用しない」の3ない運動を展開しており、大会副委員長の川口勇氏が改めて宣言した。
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