湘南〜横浜が舞台に 公開中の映画「陽だまりの彼女」
主人公を「嵐」の松本潤さん、ヒロインを上野樹里さんが好演し、大ヒット公開中の映画「陽だまりの彼女」。舞台となった江の島をはじめとする県内各地では10月12日の公開以来、早くもロケ地巡りをするファンで賑わっているという。
映画は、中学時代の同級生で初恋の相手だった2人が10年ぶりに再会し、再び恋に落ちるというラブストーリー。「不思議な秘密」というファンタジーの要素も加わるが、その世界観を湘南の風景が見事に演出。三木孝浩監督も「陽だまりの光が溢れる様子を表すのに、秋冬の湘南がイメージにぴったりだった」といい、「湘南藤沢フィルム・コミッション」が撮影に全面協力している。映画本編では主人公とヒロインが藤沢市出身という設定で、江ノ電や龍恋の鐘、新江ノ島水族館などおなじみのデートスポットのほか、2人の思い出の公園に大崎公園(逗子市)が使われている。
また横浜もロケ地の一つになっており、松本さん演じる主人公が働く鉄道系広告代理店のオフィスという設定で使われたのが相模鉄道の本社ビル(西区)。今年1月下旬の週末に丸2日間かけてオフィスやエントランス、エレベーターシーンが同社で撮影された。
その時の撮影エピソードを初日舞台挨拶で先輩役の大倉孝二さんが「鉄道会社には絶対に切れない回線(鉄道無線)があって、長いセリフの度に鳴って大変だった」と紹介。自然な感じを出すため、社員のデスク周りはあえて片付けずに、いつもの職場の雰囲気そのままで撮影したといい=写真=、無造作に置かれた資料や小物の中には社員の私物も多いとか。劇中ではみなとみらいや「馬車道」駅も登場している。
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