日本大学生物資源科学部(河野英一学部長)で4月20日、同大学と藤沢市の「図書館相互利用20周年記念植樹式」が行われ、仙台屋桜(せんだいやざくら)2本が植えられた。
これは1994年6月に始められた日本大学農獣医学部(=当時)図書館と藤沢市図書館の相互利用、ネットワーク開始20周年を記念して、湘南地域振興会(大久保隆会長)の申し出で行われたもの。現在、同学部では茅ヶ崎市、綾瀬市、座間市の図書館との相互利用も行われている。
当日は鈴木恒夫藤沢市長、同学部の河野学部長、湘南桜門会会員ら関係者が出席。
大久保会長は「この桜は、日本の代表的な植物学者である牧野富太郎博士がこよなく愛したもの。生物資源科学部にとって最もふさわしいと思い、選んだ」と語った。
鈴木市長は「来年には小学校が完成する。ますます連携を深めていくよう、お願いしたい」とし、 河野学部長は「日大キャンパスの中でもこの図書館は蔵書が多い。いろんな学部、他大学とも連携できるので、大いに利用してもらいたい」と話した。
仙台屋桜はバラ科サクラ属の落葉高木。牧野博士が、高知県高知市内の商店「仙台屋」の軒先で発見し、命名した。花弁は薄紅色、花径は4〜5cmの大輪で、4月上旬から中旬にかけて開花する。
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