胃がんを予防するために 取材協力/公益社団法人藤沢市医師会
(公社)藤沢市医師会と藤沢市が共催する市民公開講座「胃がんで亡くならないために」が5月29日(木)、午後7時から藤沢市民会館小ホールで開催される。藤沢市消化器病医会の櫻井会長に詳しい話を聞いた。
―公開講座の内容は?
胃がんの原因はピロリ菌感染であることが、わかってきました。講座では、ピロリ菌の第一人者であります北海道大学の浅香正博特任教授が、菌の感染にどのように対応したら良いのか講演します。除菌や検査方法など具体的で分かりやすいお話になると思います。
―新検診制度が始まる
胃がん対策の中で、胃がんリスク分けとピロリ菌対策に重点をおこうと、藤沢市では今年8月からピロリ菌感染の有無と胃粘膜障害の程度を知ることができる胃がんリスク(ABC)検診を始めます。
これまでのバリウム検査とは違って、血液の検査を行う簡単なものです。講座では、その新検診制度の説明も行います。
―最後にメッセージを
ピロリ菌の除菌が保険適用の拡大で容易になった今こそ、胃がんで亡くなる人を劇的に減少させる絶好の時だと思います。いろいろな知識を身に着けることは、予防にもつながります。お役に立つ講座ですので、ぜひ足を運んで下さい。
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