湘南クリスタルホテルで5月21日、藤沢ロータリークラブ(椋梨兼彰会長)の創立60周年記念式典並びに祝賀会が開催された。当日は来賓をはじめ姉妹クラブや友好クラブ、市内ロータリークラブや近隣の子クラブの会長、幹事ら約120人が参加し、節目を祝った。
同クラブは横浜ロータリークラブをスポンサークラブとして1954(昭和29)年、藤沢市内初のロータリークラブとして産声を上げた。
冒頭であいさつに立った椋梨会長は「6月3日で創立満60年を迎える。多くの方に参加いただいて式典が挙行できることに心からお礼申し上げる」と述べた。来賓として招かれた鈴木恒夫藤沢市長は「日ごろから藤沢の市政、その中でも青少年の育成、国際交流へのご尽力には大変感謝している」と語った。
式典では特別功労者表彰が行われ、長寿会員として片岡健吉氏、泉信子氏、永年在籍功労者として片岡氏、小島正幹氏、木島英夫氏が表彰を受けた。
60周年記念事業ではマレーシアの友好クラブカジャンRCと、その子クラブであるプチョンRCと共同で、視力が低下し、勉強困難な子どもたちのために検眼し、メガネを与える「アイ・プロジェクト」の紹介が行われた。また、中国雲南省昆明市の日本語人材育成のための彩雲基金と米山記念奨学会に寄付金が贈呈された。
多彩な奉仕を展開
今年度は同クラブが提唱した湘南学園インターアクトクラブが13年6月に承認され、10月に認証伝達式が行われたほか、「END POLIO NOWキャンペーン」を藤沢市民まつりで開催。11月には来年度の青少年交換留学生の派遣が決定、同クラブ推薦の中学生がブラジルへ派遣される。3月には藤沢8RC合同プロジェクトとして「ロータリーウォーキング大会in藤沢」を開催し、700人を超える市民が参加した。
1954年の創立以降、ロータリークラブの奉仕の精神の普及を目指して、61年に茅ヶ崎RC、翌年には大和、町田、相模原RC、65年には藤沢西RCと藤沢北RCを、76年には藤沢東RCを設立するなど、ロータリーの発展に寄与してきた。
91年には同クラブから現在名誉会員である山道昭彦氏が地区ガバナーに選出されている。2005年と13年には市内8クラブ合同でイントラシティミーティングを開催した。
11年の東日本大震災では姉妹クラブの仙台南RCを通じて見舞い活動を実施するなど、多彩な奉仕活動を展開している。
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