9月5日付けで新署長に就任し、藤沢警察署のモットーである「明るく正しく強く」をスローガンに掲げる。「秋の交通安全キャンペーン」でマイクを使わず堂々と市民にあいさつした力強い姿は、新天地で燃える使命感を感じさせた。
学生時代にテレビ中継で観た「あさま山荘事件」で、人命を守る警察官に憧れて神奈川県警へ志願。これまでに横浜や伊勢原などの警察署に加え、花火大会での警備や公安係としてオウム真理教事件にも携わった。厚木警察副署長や逗子警察署長などを歴任した後は警察本部教養課長として、指導者育成にも力を注いだ。
職務の傍ら警察の機関紙「警友」の編集も担当し、街の歴史を取材しに奔走してきた。趣味が写真撮影だったこともあり、現在休日は藤沢の街へカメラを片手に繰り出し、史跡や名物店を訪ね歩くのが楽しみという。「藤沢は道祖神や神社仏閣など、古いものを大切にする風土がある。朝も挨拶をかわしあい、人の温かさを感じる」と笑顔を見せる。さらに「そんな良い街だからこそ、交通事故や女性、子どもを狙った卑劣な犯罪などで不幸になる人を1人でも出してはいけない」と改めて決意を語った。
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