藤沢駅北口から湘南高校方面に向かう「中学通り」の一部で3月下旬から、新たに「自転車専用通行帯(自転車レーン)」の供用が開始される。区間は、駅北口西側の交差点から「藤沢駅北口入口」交差点までの約530m。幅は1・5mで、車道の中に専用部分を設ける「専用通行帯」が設置されるのは、市の整備事業としては初となる。
これまで市内の自転車道整備は、藤沢駅辻堂駅線など「普通自転車通行指定部分」として歩道(自転車歩行者道)の一部を活用する形態が中心だった。2012年に国土交通省などが定めたガイドラインで、自転車の通行を車道の左側とする基本ルールが推進されたことを受け、市でも14年「ふじさわサイクルプラン」を策定。道路幅や交通量などをもとに自転車レーンの設置を進めてきた。
市道路整備課によれば、「中学通り」の同区間では以前から傷んだ舗装の修復や段差を解消するバリアフリー工事などの計画が進められていたという。交通量が多く混雑しやすい道路でもあるため、同プランの一環として自転車レーン整備も事業に追加、第1号の自転車レーン設置路線となった。工事全体は12年11月から行われており、3月16日(月)に竣工する予定。
同課は「危険防止のため、ルールに則って通行してもらえれば。今後も必要に応じて、専用通行帯の整備を進めていきたい」と語った。
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