第18回神奈川県議会議員選挙の投開票が4月12日に行われ、定数5に対して10氏が出馬した藤沢市選挙区は自民2、民主1、公明1、共産は2003年選挙以来となる議席を獲得した。投票率は39・76%で11年の前回選挙を1・67ポイント下回り、過去最低となった。
現職4氏、新人6氏が出馬し、「県内屈指の激戦区」、複数政党が入り乱れ「国政の縮図」とも言われ注目を集めた藤沢市選挙区。
当選者は得票順に国松誠氏(自民)2万634票、次いで齋藤健夫氏(民主)1万8790票、渡辺均氏(公明)が1万7513票と現職が上位を占めた。
昨年の衆院選で躍進を遂げた共産は市議3期を務めた加藤なを子氏を擁立、1万7467票と渡辺氏に50票差まで迫る勢いで初当選、5議席目には甘利明経済再生担当大臣の元秘書で市議2期の市川和広氏(自民)が1万4208票で初当選を果たした。
3議席獲得を目指した自民は、前回市議選でトップ当選を果たした松長泰幸氏を立てるも1万2660票とあと一歩及ばなかった。 3度目の挑戦となった原田建氏(無所属)は9657票、みんなの改革から推薦を受けた現職・塩坂源一郎氏(無所属)は浅尾慶一郎衆議院議員の後押しを受けたものの8105票と票が伸びず、3選はならなかった。新人の小林伸吾氏(維新)は7271票、昨年の衆院選に出馬した甘粕和彦氏(次世代)は5653票と支持を広げられなかった。
市内有権者数は33万8162人(男16万6426人、女17万1736人)、期日前と不在者投票を含む投票者数は13万4454人(男6万6164人、女6万8290人)だった。投票率は39・76%で、戦後最低となった。
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