定数5に対し10氏が出馬、混戦模様となった第18回神奈川県議会議員選挙藤沢市選挙区は3氏の現職と新人2氏が当選を果たした。
今回初めて3氏を擁立し、必勝を期した自民党は結果、現職の国松誠氏と新人の市川和広氏が当選。これまで2氏を擁立してきた民主は候補を現職の齋藤健夫氏に絞り、公明は現職の渡辺均氏を立て、手堅く議席を確保した。
昨年の衆院選で躍進を遂げた共産は市議3期を務めた加藤なを子氏を立て同選挙区でも8年ぶりに議席を確保した。
現職でトップ当選の国松氏(自民)は「この選挙区では自民党3人は大変に苦しかった。皆様のお力で3期目を迎えるが、身の引き締まる思い。これからの県政運営を力を込めて一生懸命に行っていきたい」と意気込みを語った。
候補を1人に絞り、議席を確保した民主の齋藤氏は「選挙は1人ではできないと毎日実感しながらの活動だった。みなさんの協力に感謝。私の政治家としての原点は『弱者の立場に立つ』こと。その原点をしっかり実現していきたい」と話した。
4期目の当選を果たした渡辺氏(公明)は「4年間の実績に、評価と今後への期待をもらったのだと思う。今後も地方創生を加速し、人口減少対策、高齢化対策、がん対策、介護ロボットの普及などをこれまで以上に進めていく」とした。
県下でも6議席を獲得した共産の新人・加藤氏は「皆さんの願い実現に向け全力で頑張っていく。子育て支援と、福祉の充実、みんなが願っている平和を県知事にぶつけたい。空母の母港化撤回と、基地の撤去」と訴えた。
5人目の当選となった新人の市川氏(自民)は 「本当に厳しい選挙戦だった。これからの神奈川、藤沢のさまざまな課題についてしっかりと考え、解決していきたい。今日のこの気持ちを大切にし、4年間頑張りたい」と語った。
みんなの改革から推薦を受けた現職の塩坂源一郎氏(無所属)は票が伸びず3選を果たせなかった。塩坂氏は事務所に集まった支援者らを前に「この結果をしっかり受け止めていきたい。議員でなくてもできることはある。明日も駅に立ちたい。これからも支援を」と話した。
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