藤沢市をはじめとする近隣5市1町の高校の進路指導担当教諭と企業の採用担当者が情報交換する「就職情報交換会」が6月8日、藤沢市商工会館で開かれた。昨年に比べ11社多く、過去最多となる35社が参加、地元企業の採用意欲の高さをうかがわせた。
同会は、リーマンショックや東日本大震災などの影響で就職率が落ち込んでいた2011年に、地元の人材確保を目的に開催されたのが始まり。
当日は、参加した27校の担当教諭を前に採用担当者が3分間で事業内容や採用計画、求める人材などを説明しながら、プレゼンテーションを行った。
建設業者からは「東京オリンピックもあり需要はこれからも増す。労働力が不足している」、製造業者からは「日本のものづくりの技術を若い人たちに伝えていきたい」など声が上がっていた。その後、交流会も開かれ情報交換も行った。
藤沢商工会議所は「景気の回復が採用状況にも表れている」と積極的な企業の姿勢を説明し、「若い人材が求められている。今後も企業と高校との関係をつなぎ、地元の人材確保ができるように支援していきたい」と話した。
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