藤沢市議会2月定例会の最終日となる先月25日、新たな副市長に藤沢市総務部長の小野秀樹氏と神奈川県総務局参事監兼財政部長の宮治正志氏を選任する人事案件が提出され、全会一致で同意した。また、市では4月1日付けで総勢1188人の異動が発令される。
新副市長人事は3月末に任期満了となる石井恒男氏と藤間豊氏の退任に伴うもの。新たに就任する小野氏と宮治氏の任期は4月1日から2020年の3月31日までの4年間となる。
小野氏は1956年生まれ、80年に専修大学経済学部を卒業し、同年藤沢市に採用。経済部勤労市民課長、秘書課長、片瀬市民センター長などを歴任。本鵠沼在住。
宮治氏は1962年生まれ。85年に早稲田大学政治経済学部を卒業し、同年神奈川県に採用。湘南地域県政総合センター企画調整部長、政策局知事室長などを歴任。打戻在住。
異動は1188人
4月1日付の定期人事異動は、鈴木恒夫市長の2016年度のテーマである「郷土愛」「人の和」「元気」を未来につなぐ市政運営の推進を目指すもの。
全体の異動者は1188人で、市長部局703人、教育委員会91人、行政委員会16人、消防263人、市民病院115人となっている。昨年度と同様に女性職員の管理職登用を積極的に行い、管理職の女性比率は20%を超えた。
また、今年度は内閣官房、環境省との新たな人事交流や東日本大震災復興支援の取り組みとして岩手県大船渡市と釜石市に職員各1人の派遣なども行う。
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