西富の時宗総本山遊行寺(住職・時宗法主真円上人)で9月21日から24日まで、恒例の「秋季開山忌」が行われた。この行事は、時宗の宗祖一遍上人が没したとされる「正応2(1289)年8月23日」に合わせ、太陽暦が採用された明治時代以降は毎年9月に行われている。
一遍上人の忌日法要にあたる「大施餓鬼法要」が行われたほか、21日の「藤嶺学園物故者慰霊法要」には生徒ら約800人が足を運んだ。同日、奉納芸能として市内在住の講談師・一龍斎春水が講談を披露。22日には落語家・柳亭左龍の開山忌寄席も開かれ、多くの市民が話芸を楽しんだ。
子どもが健康と良縁に恵まれるよう祈願する「稚児行列」は23日に予定されていたが、この日は生憎の雨天のため、屋外での行列を中止。華やかな衣装に身を包んだ子どもたちは、家族とともに屋内での法要などに参加した。
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