片瀬山幼稚園(千葉博子園長)が3月16日の卒園式を最後に閉園する。
同園は1972年、片瀬山地区に分譲住宅が建てられて人口が増加したことを受けて開園。以来44年間で約1700人の卒園生を世に送り出してきた。
東日本大震災以降、木造の園舎が国の耐震基準に満たなくなったことが閉園理由となった。建て替えも協議されたが仮園舎の問題などが解決されず断念。同地区外から通う園児も増え、『片瀬山の子どもたちの教育の受け皿に』という開園当初の役割は果たしたと関係者の中で判断され、千葉園長が定年となる今年を区切りとした。
千葉園長は「閉園は言葉に表せないほど残念。最後に園舎をもう一度見たいという卒業生はいつでも足を運んでもらえれば」と話した。
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