藤沢市医師会(鈴木紳一郎会長)が主催する「第12回藤沢の医療を考える集い」が11月29日、市民会館で開かれ、市内の医師らが「タバコと健康」について講演した。
当日は2部制で、専門医師らの講演と飲食店関係者が参加したパネルディスカッションが行われた。
最初に講演したクローバーホスピタルの鈴木勇三院長は、「タバコと疾患」をテーマにタバコ関連の健康被害を解説。部屋や衣類、車内などの残留ニコチンから被害を受ける「三次喫煙」の危険性も訴えた。また、長谷内科医院の長谷章院長は、かかりつけ医の立場からニコチン依存への対処について説明した。
パネルディスカッションでは、(株)ハングリータイガーの中田有紀子取締役相談役、市内のベーカリー・(株)パイニイの松野恭也取締役会長が参加し、飲食店での喫煙対策などについて意見を交換した。
鈴木会長は「東京五輪を前にタバコと健康について見直そうと今回のテーマを決めた。開催まで1000日を切ったが、大人から子どもまで、みんなで話題にし考えていきたい」とあいさつした。
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