藤沢市は今春から、湘南ライフタウンとJR辻堂駅間のバス路線に、車体が2両繋がっている連節バスを導入する。神奈川中央交通(株)が運行し、急行運転で時間の短縮と輸送力の強化を図り、慢性的な渋滞や混雑の解消を狙う。
これは、市がまとめた公共交通の整備事業の一環で、最寄駅から15分圏域の拡大を推進するもの。市北西部に位置する湘南ライフタウンは、朝の通勤通学ラッシュ時に1分半に1本の間隔でバスが運行されているため、辻堂駅までの幹線道路は渋滞し、バス待ちの混雑が課題となっていたため、その解消を目指す。
神奈川中央交通(株)によると、連節バスは4両を導入し、朝夕のラッシュ時に運行する。輸送量は通常の1・7倍に増え、バス路線の半数の停留所にしか停車しない急行運転で時間の短縮を図るという。
市は現在、湘南ライフタウンのバスターミナルを拡大整備を行っており、走行環境の整備やバス乗降場の改修なども行い利便性の向上を図る計画だ。
湘南台駅西口も
市は湘南台駅西口の朝のラッシュの解消も同じく進めている。西口は1日800便以上のバスが発着する市北部地域の交通の要所で、渋滞や混雑が続いている。現在、東口のバスロータリーが整備中で、今春を目途に、西口発着のバスの一部を比較的余裕のある東口へ移動することで混雑緩和を狙っている。
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