南藤沢の旧「藤沢ホテル」が全面改装し、「FUJISAWA HOTEL EN(えん)」と改め、7月17日にグランドオープンした。
海水浴や江の島・鎌倉観光の入口となる藤沢駅だが、ビジネスホテルはあるものの、観光やリゾート型のホテルは少なく、日帰り客が多い。同ホテルの田中大樹支配人は、「年間を通じて観光客が多く、宿泊や連泊のニーズはある。観光客が心休まる空間を提供したい」と展望を語る。
客室数は60、半露天風呂や小上がりスペースのある温泉地の旅館、日本家屋を感じさせるモダンスタイル、室内にカプセルを設置し独立した空間も楽しめる客室と、家族、夫婦、女子会など多様な客層が利用できる。
また近隣飲食店のケータリングや、地ビール、鎌倉野菜を使ったモーニングなどもあり、「藤沢の魅力的な資源の活用や地産地消で、盛り上げていきたい」と田中支配人。住民向けのイベントも企画予定で、「地域に愛され、人の集まるホテルを目指したい」と話している。
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