生活と環境全国大会で一般廃棄物関係事業功労者に選ばれた 金田 勝俊さん 鵠沼神明在住 52歳
より高度な資源循環を
○…環境衛生や環境保全、3Rの推進などに尽力し、功績のあった人物・団体に授与される環境大臣表彰。その一般廃棄物関係事業の功労者に選ばれた。藤沢資源組合の代表理事を務め「リサイクルプラザ藤沢」の運営など、業界で30年以上奔走。県知事や環境省など多数の推薦を受けた。「受賞は協力してくれた周囲のおかげ」と感謝の気持ちを表す。
○…産業廃棄物の収集や処理を請け負う(株)カネダの2代目代表取締役。30年程前に前会社を辞め、人手不足の父の仕事を手伝うように。「幼い頃から父のばりばり働く姿を見てきたから」と継ぐことを決めた。「父も過去、同じ表彰の産業廃棄物で受賞していている。親子で受賞している人は、なかなかいないんじゃないかな」と笑顔を見せる。
○…2010年に市内の資源回収や選別を行う藤沢市資源循環協同組合の代表理事に就任。ごみ・環境問題改善のため啓発と教育に務めてきた。特に、2014年の建設前から携わってきた体験しながら学べる環境啓発施設「リサイクルプラザ藤沢」の運営に力を入れる。市内の小学生が社会科見学に訪れる同施設。「子どもたちは興味関心を持ってくれる。子どもから大人に知識を伝えて、皆が行動に移してくれたら」と期待を込める。
○…「金田さんの趣味は仕事ですね」と周りに言われるほど、組合や会社、行政の事業に貢献してきた。普段の生活でもマイボトル・マイバックを持ち歩き、極力ごみを出さないよう心がけている。「ごみをリサイクルするだけではなく、適切に処理をして、できた製品を使う。資源を持続可能な形で循環させながら利用する、より高度な資源循環を目指したい」と未来を見据えた。
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