(一社)藤沢市薬剤師会(齊藤祐一会長)が世界禁煙デー(5月31日)に合わせ募っていた「禁煙ポスター」の最優秀作品がこのほど決定し、善行小学校5年生の吉田弥近さんが選ばれた。
吉田さんのポスターは「タバコのたびに家族とはなれるの?禁煙しよう」というタイトル。画面を2分割し、喫煙所と喫煙室でタバコを吸う大人を、子どもが悲しそうに眺めている姿をポスターに描いた。
これは、母が勤める喫茶店に分煙室があり、家族と離れて喫煙する人がいるという話を聞き、「離れて吸うのは変だな、悲しい」という思いを絵のアイデアにした。
椅子や灰皿などをインターネットで調べ描いたほか、色にむらが出ないよう絵の具を多めに使い、見やすいように黒ペンで縁取りを施す工夫をした。吉田さんは「選ばれてびっくりした」と話していた。
主催した薬剤師会は「受動喫煙は家族の健康にも影響をおよぼします。コンクールなどの啓発活動を通じて、受動喫煙のない社会を目指し、禁煙の輪を広げる活動をしていきたい」と話している。
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