藤沢市外国人市民会議委員は3日、藤沢市への提言をまとめ、鈴木恒夫市長に提出した。提言は2015年度以来、2回目。同市民会議員は市内在住・在勤・在学の外国人。今回は、情報(IT)と相互理解についての2つのテーマを訴えた。
情報発信では、市が出す情報が外国人市民に届かないことが多いため、外国人が困っていることを把握し、多言語でやさしい日本語を用いて、インターネットやSNSを利用した情報発信の必要性を訴えた。相互理解では、日常生活の支援サービスの充実を提言。市役所の中に多言語の相談コーナーを設けることや、身近な市民センターでも、生活のちょっとした悩みに職員がやさしい日本語で答えてくれる相談窓口を設けてほしいと訴えた。
同会議は11年度から開始。外国人市民の意見を施策に反映することやまちづくりへ参加する契機とすることを目的に運営されている。
鈴木市長は提言を受け、「今後、十分に話し合いながら整備を進めていきたい」と話した。
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