「24年間、最後まで聞いてくれてありがとう」――。3月31日、コミュニティーFM局「レディオ湘南」の遊行通りスタジオで、6056回続いた朝の情報番組「GOOD MORNING 湘南」が幕を閉じた。パーソナリティーを務めたDJハギー(本名・萩原浩一)さんに感謝を伝えようと、手紙や色紙などを持った多くの人々が駆け付けた。
リスナーや関係者から贈られた100近くの花々がスタジオ前に飾られ、放送には「毎朝明るい放送を聞いて元気が出てました」「卒業寂しい。朝起きられない」など200通を超えるメッセージが届いた。
放送終盤になるとメッセージが読み切れず、名前だけを読み上げる場面も。最後には山田秀幸社長も駆けつけ「長い間おつかれさま」と労いの言葉とともに花束を手渡すと、ハギーさんは目に涙をにじませながら、しっかりと受け取った。
放送終了後には、リスナーやファン、関係者らから拍手で出迎えられたハギーさん。毎朝スタジオ前を通り、手を振っていた子どもたちが「ありがとう」と描いた大きな色紙を渡し、幼稚園の頃から放送を毎朝聞いていた小学生が「歌声が好きです。応援しています」と手紙を渡し、その家族が一緒に記念撮影するなど、年代問わず多くの人々が別れを惜しんだ。
ハギーさんは「応援ありがとう。実感が湧かなくて涙がひっこんじゃった。他局での番組放送は続いているので、これからもよろしくね」と手を振った。
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