湘南台中学校で4日、地域で活躍する社会人を招き仕事のやりがいなどを教わる授業「ようこそ先輩」が行われた。
湘南台地区の郷土づくり推進会議と地域協力者会議が共催し、今回で9回目。1年生を対象に今年は新型コロナウイルス対策として、教室にスクリーンを設置しオンラインで授業を行った。
講師を務めたのは、作業療法士の吉岡裕美さん(湘南台中出身)、企業アドバイザーの小林コトミさん、医師の安西兼丈さんの3人。
吉岡さんは自身が働く老人ホームで、重度の認知症を患う患者との体験談などを語り、小林さんは会社経営を好きなゲームに例え説明、魅力を分かりやすく伝えた。
また、安西さんは、所属する国境なき医師団での活動を動画を交え説明し、命と向き合う現場の過酷さを話した。
授業を受けた1年生の佐藤元気さんは「いろいろな仕事について、分かりやすく話が聞けて勉強になった」、滝沢羽奏さんは「夢や目標を持つことの大切さを感じた。今は持っていないけれど見つけたい」といい、オンライン授業に関しても「画面を通してだったが講師の方々の気持ちが伝わった」と話していた。
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