藤沢市は9日、定例記者会見で市の人口が44万人を超えたと発表した。当初の推計では2025年頃を見込んでいたが、4年前倒しで到達した形。先月25日に発表された国勢調査の速報値から推計人口を算出したところ7月1日現在で44万244人だった。
藤沢市は12年に横須賀市の人口を上回り、横浜、川崎、相模原の3政令市に次いで4位に。2018年には43万人を突破した。
全国的に人口減が加速する中、人口が増加している背景について、鈴木恒夫市長は「海や谷戸があり自然豊かで鉄道や道路、アクセスの利便性が高い。災害にも強い」と説明。当初は30年にピークの44万4千人に到達すると想定していたが「ピークが後ずれし、人口が上乗せされる」との見方を示した。
またコロナ禍に伴う都心からの人口流入については「コロナ以前から増加傾向にあり直接的な原因ではないが、首都圏からの移住を加速した」と述べた。
市は「今後も本市が魅力と活力あふれる元気都市であり続けるために、住みよいまちづくりに磨きをかけながら『郷土愛あふれる藤沢』を目指していく」としている。
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>