市内遠藤の井戸づくり専門事業者(株)井戸屋(三和工業(株)内・本社茅ヶ崎市)は先月29日、市の避難所となっている茅ヶ崎市中央公園に、独自開発した災害用の水洗トイレ4基を寄贈した。
避難所のトイレは汲み取り式や下水に落とすだけのものが多く、衛生面で課題があるという。同社のトイレは掘った井戸の水を使って下水へ流す水洗式で、停電時でもポンプを使って流すことができる。また、プライバシー確保のための専用テントなども付属。費用は4基でおよそ500万円になるという。
綾久社長は「過去の震災では避難所のトイレが使えなくて、体調が悪くなったり、亡くなった人もいると聞いた。創業の地の茅ヶ崎は、防災の意識も高く、貢献したいと思った」と話した。
佐藤光茅ヶ崎市長は取材に対し「災害がないのが一番だが、備えは大変重要。衛生面でも優れたこのトイレの寄贈は大変ありがたい」と述べた。
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