藤沢市内の9ロータリークラブは東京五輪セーリング競技が行われている江の島で、先月25日から8月5日までオリジナルうちわを配布した。県が設置したクールスポットの一角で感染予防を徹底し行った。取材した3日現在、用意した1万枚の内、8千枚余り配布し終えたとのこと。「猛暑が続くが、少しでも涼んでもらえたら」と話した。
この企画はふじさわ湘南ロータリークラブが発案。かつて長野五輪を経験した白馬ロータリーの知恵もかり、ロータリー流の「おもてなし」ができないかと企画。他のクラブにも声をかけ、合同活動として実現した。
当初は、クラブで毎年支援しているこれまでの留学生のによる通訳サービスや、各国から訪れるセーリング選手、関係者にクラブ会員も多いことから、交流を図ることを考えていた。しかし、コロナ禍で無観客が決定したため、最小限の活動になってしまったという。「中止にすることも考えたが、江の島を訪れる人に、少しでもおもてなしがしたいと思った。また、前回の東京五輪のように、これが1つの思い出にもなれば」と実施判断の思いを会員の一人は語った。期間中は「思い出づくりのお手伝い」として急きょ記念撮影のサービスも行った。
うちわ配布は、江の島のほか、先月31日藤沢駅でも行われた。
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