藤沢市は、コロナ禍における災害時の分散避難を図るため、市内127カ所の避難所の混雑状況をインターネット上で可視化するシステムを導入した。
導入にあたり市は18日、混雑情報プラットフォーム「VACAN」を運営する株式会社バカン=東京都=とオンライン形式で協定を締結した。鈴木恒夫市長は「最近の全国的な大雨や、藤沢市でも7月に避難所を開設したことなど災害は身近にある状況。混雑の平準化を図り密回避になれば」と話した。同社の河野剛進代表取締役は「一目で分かるシステム。今後の運用が大切になるので、『いざ』に備えて多くの人に知っていただき、活用してもらいたい」と話した。同社によると同様のシステムは、茅ヶ崎、鎌倉、大和などに続いて県内6カ所目の導入となる。
仕組みは、避難所を開設する際、各施設の混雑状況をインターネットのマップ上に表示。利用者はスマートフォンなどからアクセスし、施設を「空いています」「やや混雑」「混」「満」の4段階の色分けで確認する。開設しない施設は「利用停止中」と表示される。
混雑状況は避難所を開設・運営する市職員が目視を行い、現場でシステムへ入力する。
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