一昨年、藤沢の飼い主の元から逃走し、湘南エリアを放浪して話題になったカピバラが来春、平塚市総合公園ふれあい動物園(同市大原)で公開されることになった。
カピバラ(雄)は元々市内の個人がペットとして飼育。逃走後の2019年夏から同年末にかけて市内の天神公園や茅ヶ崎市の小出川など湘南エリアを放浪したが、その後大磯町の民家で捕獲。昨年1月から平塚市の総合公園が引き取り飼育していた。
同市は公開に先駆けて公開用の施設整備を決定。カピバラは2メートルほどの跳躍力があり、再び脱走する可能性もあるため、柵のある施設を設け、温水の風呂も完備するという。
名前は未定。ペット時代は「チョコ」、逃走時にはネットで「かっぴー」などと呼ばれていた。市総合公園の担当者は「命名は公開後に公募することなどを検討している」と話した。
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