「第6波」と見られる新型コロナウイルスの感染拡大が藤沢市内でも歯止めがかからない。市の発表を基にした週間発表では、年末年始1桁台だった感染者数がわずか3週間で3桁に跳ね上がった。これまで最多だった5波を上回るペースで増加を続けており、学校や保育園でも学級閉鎖や休園が相次いでいる。
直近1週間(1月12〜18日)の新規感染者数は383人。前週(5〜11日)の72人から5倍超に増えた。
年齢別では、20代が125人で最多。10〜30代が全体の6割を占めており、とりわけ若年層の感染拡大が伺える。感染経路では「不明」が224人で最も多く、「陽性者と接触」(87人)、「家庭内」(72人)と続く。症状別では、軽症(362人)が大半を占め、無症状が20人、中等症が1人、重症はゼロだった。
感染拡大に伴い、学校や保育施設での感染も相次ぐ。市内小学校では18日までに児童7人の感染を確認。別の小学校でも教職員1人、児童7人の感染が確認され、学級閉鎖した。いずれもクラスターとみられる。また保育施設でも児童や職員の感染が確認され、15〜17日までに計6施設が臨時休園した。
市民マラソンも中止に
市は13日、1月23日に開催予定の「第12回湘南藤沢市民マラソン2022」の中止を発表した。新型コロナの感染急拡大を受け、開催当日のランナーやボランティアの安全確保ができないとして、同日開かれた実行委員会で決定した。
例年1月に江の島を発着に開催しており、今回も1万人ほどがエントリーしていたが、昨年に続き2年連続の中止となった。
詳細や今後の対応はホームページhttp://shonan-fujisawacity-marathon.jpに掲載。問い合わせは事務局【電話】0466・22・3535へ。
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