「大庭地区には貴重な渡り鳥も来ています」と話すのは湘南大庭野鳥写真同好会の中作修一さん(71)。現在、同同好会メンバーが大庭地区を中心に撮りためた野鳥写真の展示会が、湘南大庭市民図書館(藤沢市大庭5406の4)で開かれている。
珍しい鳥、珍しいシーンをテーマにした37点を展示。珍しい鳥では、県内でも数えるほどしか観測されていないツバメチドリや、会員が都内で撮影した、本州に入るのが極めてまれとされるロクショウヒタキの写真(特別展示)、珍しいシーンでは、オオタカの迫力ある狩りや、カワセミのオスがメスの気を引くため餌を与える「求愛給餌」などがある。1年間追い求め、一瞬を切り取った力作が並ぶ。
中作さんは「大庭には国内外問わず様々な鳥が羽休めに訪れている。この写真展で皆さんに自然あふれる大庭地区の魅力を感じてもらえたら」と話す。同じくメンバーの藤尾貞夫さん(72)は「この野鳥の姿を通して、改めて自然の大切を知り、環境を守っていこうという思いにつながったらうれしい」と話す。展示は3月6日(日)まで。
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