藤沢市と市観光協会はこのほど、江の島で開催されているイルミネーション「湘南の宝石」をVR(仮想現実)空間で観覧できる体験ツアーの配信を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、まん延防止等重点措置が県全域に適用される中、市は「ステイホームで江の島観光を楽しんで」と話している。
体験ツアーは市が運用するデジタルコンテンツ「DX ENOTOWN」からアクセス。スマートフォンやパソコンなどを使い、家にいながら景色を360度見渡したり、VR空間を動き回ったりできる。
案内役は「湘南江の島海の女王&王子」の2人が務める。前半は王子の三浦拓夢さんが江の島弁天橋や新江ノ島水族館など連動する周辺会場のイルミネーションを紹介。後半は女王の五百住有希さんがメイン会場のサムエル・コッキング苑にある「湘南シャンデリア」などを案内している。
同コンテンツは「ニューノーマルな観光」を推進する市と市観光協会が昨年4月から運用を開始。これまで市職員がオススメの観光スポットやグルメを紹介する「VRで行こう!藤沢市の旅」などを配信している。
DX ENOTOWNは市観光公式ホームページからアクセスできる。
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