藤沢市は4月から、回収したペットボトルをペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトルリサイクル」事業を開始する。先月24日には、藤沢市資源循環協同組合とサントリーホールディングス(株)、東京ペットボトルリサイクル(株)(TPR)の3者と協定を締結した。
市が回収した使用済みペットボトルを同組合が圧縮・梱包・選別など中間処理し、TPRが再商品化、サントリーが市場流通を図り循環させる仕組み。回収したペットボトルを細かく砕いて洗浄した再生樹脂を原料に、新しいペットボトルが作られる。
これまで回収した使用済みペットボトルの多くは繊維やトレイなどにリサイクルされてきたが、最終的には焼却処分されることも多かった。今協定により安定的なリサイクルが可能となり、かつ環境負荷も小さくなるメリットがあるという。
鈴木恒夫市長は「持続可能な循環社会のため、市民の皆さんと問題意識を高めて共有していければ」と話し、分別して捨てるよう呼び掛けた。
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