鎌倉幕府を築いた源頼朝と相模の武将の歴史をひもとく企画展「武家の時代へ一所懸命〜鎌倉殿と相模の武将」が、明治市民センター2階の明治郷土史料室で始まった。各武将にまつわる逸話や浮世絵などの関連資料を一挙に展示。中世の県内の領地図なども掲示し、時代を掘り下げている。
同史料室運営委員会が企画した。
「一所懸命」は平安中期以降、武士が一カ所の領地を命がけで守り、生活の糧にしていたことに由来する。展示では、源頼朝や、北条義時をはじめとする御家人、藤沢ゆかりの大庭景親や源義経などドラマに登場する御家人を中心に紹介。運営委員が撮影した関連場所の写真も添えた。
古地図を参考に作成した治承4(1180)年時点の領地図では、相模国の武将を「頼朝と北条側の武士」と「相模大庭景親側の武士」に区分。一目で当時の勢力が分かるよう工夫した。
同運営員会では「企画展を通じて、地元にまつわる中世の歴史に親しんでもらえれば」と来場を呼び掛けている。
7月30日まで。日曜と月曜日を除く午前10時から午後3時。問い合わせは同センター【電話】0466・34・3444。
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