神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2022年7月8日 エリアトップへ

藤澤浮世絵館で9月4日まで 浮世絵でひも解く弁財天信仰

文化

公開:2022年7月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
歌川国芳「題名不詳(弁財天)」
歌川国芳「題名不詳(弁財天)」

 江戸時代の江の島詣と弁財天信仰の歴史を浮世絵から掘り下げる企画展が、辻堂神台の藤澤浮世絵館で5日から始まった。歌川広重の「相州江之嶋弁才天開帳参詣群集之図」を始め、浮世絵や郷土資料65点から江戸時代の弁財天信仰の歴史をひも解く。9月4日(日)まで。入館無料。

     ◇

 島に祭られる弁財天は、武力・弁舌・技芸・財富などさまざまなご利益がある女神として古くから信仰されていた。歌川国芳の「題名不詳(弁財天)」では、財宝のなる木を育てる豊穣の神としての宇賀神弁財天の姿を描いている。

ご開帳に集まる人々

 江の島が広く知られるようになったのは、江戸時代の江の島詣の流行によるところが大きいという。その様子は度々浮世絵の題材にも取り上げられ、歌川広重の「相州江之嶋弁才天開参詣群集之図」では、芸事の参詣者の様子を描く。

 江の島詣の中でも、特に巳年と亥年の「ご開帳」の様子を描くものが多い。これは、浮世絵がチラシや新聞、お土産としての側面も持っていたことならではの特徴だ。

 「今も観光地として人気を集める江の島。浮世絵を通じ、当時の人の願いに思いを馳せることで、より一層江の島を楽しめるのでは」と同館は呼び掛ける。

 8月6日(土)には弁財天信仰に造詣の深い研究者で前鎌倉国宝館館長の鈴木良明さんの講演会も行う。午後2時から3時30分まで。定員35人で申し込みは7月15日(金)から。

 開館は午前10時から午後7時(入館は午後6時30分まで)。月曜休館。問い合わせは同館【電話】0466・33・0111。

歌川広重「相州江之嶋弁才天開帳参詣群集之図」
歌川広重「相州江之嶋弁才天開帳参詣群集之図」

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

市長動向

市長動向

鈴木恒夫藤沢市長

11月25日

イタズラをしかけよう

イタズラをしかけよう

共謀者の会、参加募集

11月22日

ドルフィンズ全国大会へ

マーチングバンド

ドルフィンズ全国大会へ

10年連続で大舞台

11月22日

今年は特別演奏演技

湘南台高校吹奏楽部

今年は特別演奏演技

11月22日

大会史上初の4連覇

鵠沼中 県中学駅伝

大会史上初の4連覇

チームの誓い「笑顔」でゴール

11月22日

優秀ストーリー賞1位獲得

湘南の宝石

優秀ストーリー賞1位獲得

独自の世界観に評価

11月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

平均歩数で景品ゲット

ふじさわ歩くPJ

平均歩数で景品ゲット スポーツ藤沢市

申込締切は11月30日(土)

11月1日~12月31日

藤沢版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook